天皇陛下、風邪や腹痛などで葉山静養取りやめ(読売新聞)

 宮内庁は2日、天皇陛下が風邪や腹痛などの症状を訴え、3日から予定されていた葉山御用邸(神奈川県葉山町)での静養を取りやめられると発表した。

 重い症状ではなく、診療や入院などの予定はないという。

 同庁によると、陛下は1月31日頃から、のどの痛みなどの症状があったが、1日はメキシコ大統領夫妻との会見や昼食会などに予定通り臨まれた。2日未明になって腹痛を訴えられ、侍医が診察した結果、急性腸炎のような症状と脱水症状がみられたという。

 同日午前になっても気分が悪く、葉山御用邸への移動の負担も考慮し、3日から7日の日程で予定されていた静養を取りやめ、この間、お住まいの御所で休まれることになった。

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